会話術と心理学の関係、人の心理を読み解く会話術
人と人とが会話するということには、必ず「心理学」が絡んできます。他愛もない会話でもいろいろな心理が絡んでいることから話が広がり、会話として成り立っていくのです。
そこで、みなさんは会話をしているときにどのようなことを考えているでしょうか?会話をどのようにして続けていくか、会話が途切れない話題は何かないか、会話中でも考えることはたくさんありますよね。
そして究極として「今、相手は何を考えているか」ということを考えていることはないでしょうか?この考えがまさに、心理を読み解く会話術へとつながっていくのです。ここでは会話術と心理学の関係について、実際の会話の例を挙げながら紹介していきます。
心理学というと難しく感じてしまうかもしれませんが、ここでいう心理学とは相手との心のつながりのことを指しています。人の心理というものは、決してすべてをわかることはできません。
しかし、わたしたちは会話をしていく中で「今、相手は何を考えているか」「今、相手が感じていることは何か」「今、相手が求めているものは何か」という心理に少しずつ気づいていきます。会話はこうした心理に気づいていくことから始まっていくのです。
では、例として仲の良い友達との会話をイメージしてみましょう。仲の良い友達との会話はそれほど緊張はしないものの、会話が続かなかったり、話題が尽きてしまうことは珍しくありませんね。
みなさんは会話の話題が尽きてしまったとき、どのようなことを考えているでしょうか?次は何の話題で話そうか、相手はどんなを話したら喜ぶか、会話を続けるためにいろいろなことを考えてしまっていると思います。
でもそのような場合、無理に話を続けようとすると、逆によそよそしい感じになってしまってはいませんか?楽しいはずの友達との会話がどこか上辺だけの会話になってしまい、心のない会話になってしまうんですね。
だからといって友達との関係や会話について不安に思うことはありません。いくら仲の良い友達といっても、会話が途切れてしまうことはよくあるものです。
そしてこうして会話が途切れてしまったとき、みなさんが無理に会話を続けようと考えているときには、大抵相手も同じように「どうやって会話を続けようか」と考えています。
自分が会話を続けることを困っているように、相手も会話に対して困っているのです。お互いにその心理に気づくことができれば、会話が途切れて沈黙してしまっても、その沈黙は決して苦ではなくなります。
話し続けることだけが会話ではありませんから、沈黙してしまっても不安に感じることはないのです。
例えば、顔を合わせて会話をしているのであれば、少しの沈黙が訪れても相手の存在をしっかり感じることができますよね。会話がなくても相手の存在を感じることができるのですから、相手と過ごしているその時間を笑顔で楽しむようにしましょう。
ただ、難しいのは電話での会話ですね。直接顔を合わせて会話をするときと違い、電話で会話をするときは相手の顔が見えませんから、沈黙を恐れることもその倍になります。
そこで使えるのが、自分の周りを見渡すことで話題を見つけるという会話術です。他愛もない話題で良いので、まずは相手に話題を振ってみましょう。
電話の向こう側にいる相手の心理は、実際に顔を見て会話をするとき以上に会話が途切れることへの恐れがあります。その相手の心理を読み解き、自ら沈黙への恐れを断ち切ってしまいましょう。
なんてことのない話題から面白い方向へ話がつながっていくこともあるものです。状況を読み解くように相手の心理を読み解いていく、みなさんもこのような会話術を実践してみてくださいね。



